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Suhr riot mod シミュレーション編

シミュレーションは
1.入力バッファー+ゲイン
2.ボリューム
の二つについて行いました。トーン回路はただの可変抵抗使ったローパスだし・・・クリップ回路はダイオードモデルが複雑なので、また今度にしておきます(笑)

1.入力バッファー+ゲイン
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可変抵抗の抵抗値を0~100kを20k刻みでシミュレーションしました。その結果、可聴域である22kHzにてゲインが最大の40dBほどになるような設定になっています。また、抵抗0Ωでは最大24dBという結果になりました。なので一段目の増幅率はむちゃくちゃ高いとは言えないほどですね。これは出力クリップ方式のためでしょうか。

2.ボリューム
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ボルテージフォロワと分圧回路のシリーズ接続なのでゲインは全周波数帯で分圧比を変えた分だけでゲインが変わるという結果になりました。実際にはもうすこしローパスな特性になるのではと想像できますが。

シミュレーションは今回のこの二つにしておきます。またダイオードのシミュレーションについては別途行いたいと思います。

2018/01/26の記事