Suhr riot mod 設計編
TS-9に続いて次はSuhr riotをmodifyして作ってみたいと思います。
回路図はこちらを参考にしました。
TS-9と比べて回路的には以下の点が違います。
・入力バッファー(インピーダンス変換)
TS-9:トランジスタのエミッタ接地回路
riot:オペアンプのボルテージフォロワ
・ゲイン(増幅+ローパス)
TS-9:負帰還クリップ
riot:出力クリップ(クリップが複雑)
・出力バッファー(インピーダンス変換)
TS-9:トランジスタのエミッタ接地回路
riot:オペアンプのボルテージフォロワ
・バイアス生成回路(バイアス電圧の生成)
TS-9:簡単な分圧
riot:分圧後にボルテージフォロワ
まとめると
TS-9
GAIN, TONE:オペアンプ
BUFFER:トランジスタ
riot
GAIN, TONE, BUFFER:オペアンプ
といった違いがあります。riotは完全にオペアンプをベースとして設計されているみたいです。オペアンプを変えれば結構音が変わりそう。最近のエフェクターはこっちの方式のほうが多いのかな?そのほかの違いですがTS-9はオーバードライブで、riotはディストーションですが、回路的にはやや方式が異なるのと、定数が違うといった感じですね。また、TS-9の音を聞いたところいくぶんか修正したい点があったので、そこをmodifyできるようにriotのほうも組みたいと思います。
回路図と基板図を載せておきます。今回基板はプリント基板で作ることにしました。
回路図
基板図
2018/01/26の記事