RX621
これでRX621の通信以外の主だった機能の初期化を完了できたと思います。 ここまででhardware_setup.c内のHardwareSetup関数は void HardwareSetup(void) { Clock_initialize(); Pin_initialize(); SCI1_initialize(); CMT0_initialize(); CMT1_initialize();…
RTCの設定をしたいと思います。 RTC=リアルタイム・クロックとは、正確に1sなどを計測したり、カレンダー機能を使用するために用いられます。 今回は正確に1sを計測し、1s毎に割り込みを呼びたいと思います。 hardware_setup.cにて以下のRTC_initialize関数…
12bitADCの設定をしていきたと思います。 12bitADCとは12bit Analog Digital Converterの略で、マイコンのAVDDとAVSS間に印加された電圧を基準に、ピンに印加された電圧を12bitのディジタル値に変換することができます。 これにより、アナログ電圧を出力する…
RX621では最大4つエンコーダを計測することができるので、MTU1,2,7,8を位相係数モード1に設定していきます。 hardware_setup.cにて以下のMTU2_initialize関数にMTU9(PWM)の設定に続けて設定していきます。MTU2_initialzie関数 void MTU2_initialize(void) { …
PB0をMTIOC9Aに設定し、PWMモード1を用いてPWMを出力していきます。 hardware_setup.cにて以下のMTU2_initialize関数を作成し、HardwareSetup関数で呼びましょう。MTU2_initialize void MTU2_initialize(void) { // MTU9 = PWM Mode 1 MSTP(MTU9) = 0; // Wa…
Timer割り込みとは、メインのプログラム実行から周期的(タイマー的)に割り込みプログラムを実行する機能です。 このため、プログラムを周期的に行いたい時や何かイベントが発生した時に実行したい時に割り込みは使用されます。 今回は周期的にプログラムを…
UARTを用いて、RX621のデバッグをします。 SIM I/Oを用いて今回はpritnfをSCI1にリダイレクト出来るようにします。 (printfを自身で作成するのもアリかと思います。) 回路はRX621→SCI1→FT231XS→COM(パソコン)となります。 embedded-blog.ccwo.net 手順はRX6…
次にI/Oピンの設定をします。 出力ピンにPA2,PA3,PA4,PA5 入力ピンにPD0,PD1,PD2,PD3 を設定します。hardware_setup.cにて以下のようにPin_initialzie関数を作成し、HardwareSetup関数にて呼び出します。 #include "iodefine.h" void Clock_initialize(void)…
RX621のクロック設定は非常に簡単になっております。 hardware_setup.cにて以下のようにClock_initialzie関数を作成し、HardwareSetup関数にて呼び出します。hardware_setup.c #include "iodefine.h" void Clock_initialize(void); void HardwareSetup(void)…
生成されるプロジェクトファイルは以下の通りになります。 RX631と同様のプロジェクトファイルが自動で生成されます。 embedded-blog.ccwo.net dbsct.c(セクションの初期化処理用テーブル) hardware_setup.c(ハードウェア初期化ルーチン) interrupt_handlers…
e2 studioとRenesas Flash Programmer(以下RFP)のプロジェクトの作成をし、作成プロジェクトファイルの確認と書き込みを行いたいと思います。 RX631とほぼ同じなので、 e2 studioのプロジェクトの作成はこちらを embedded-blog.ccwo.net RFPのプロジェクトの…
RX631の初期設定みたいなことをしましたが、RX621のほうもやっていきたいと思います。 RX631に比べれると非常に簡単なので、RX631の記事も参考にしつつさくさくやりたいと思います。 使用するマイコンは秋月電子通商でも購入可能な RX621マイコン R5…