Renesas RX631 プロジェクトの作成 <Renesas Flash Programer編>
Renesasの統合開発環境では、e2 stduioやCS+でプログラムのコンパイルまでを担当し、Renesas Flash Programmerにて、マイコンへのプログラム書き込みを担当します。
ここでは、Renesas Flash Programmerのプロジェクトを作成していきます。
また、前書き込みツールであった、Flash Development Tool(FDT)での動作は保証できないので、RFP(Renesas Flash Programmer)を使用しましょう。
RFPでは、ワークスペースを作成し、そこに各プロジェクトを作成していくという形式をとっているので、まずはワークスペースを作成します。
RFPを開き、ファイル→新しいワークスペースの作成を選択します。
ワークスペース名とプロジェクト名に任意の名前を設定し、作成場所を任意で変更します。(わかりやすい場所にしておくのがおすすめ)
使用するターゲット・マイクロコントローラにて、
RX Generic Boot Device
を選択します。
通信方式を設定します。
今回はUSB Direct方式で開発を行うので、USB Directを選択します。
また、COM通信を用いる場合は、マイコンと接続されたCOM番号を選択しましょう。
確認画面が出ますので、OKを押します。
すると、接続が成功した場合には
・ボーレート調整
・サポートデバイス問い合わせ
・デバイス選択
・クロックモード問い合わせ
・クロックモード選択
・その他問い合わせ
と順に緑チェックが打たれていきます。
この際に、デバイス選択ではRX600 Series (Little Endian)を選択します。
すべてのGenericデバイス問い合わせに緑チェックが打たれたらOKボタンを押します。
入力クロックが12.0000MHzであることを確認し、完了ボタンを押します。
(各自使用されている基板のメインクロックを入力してください。)
プロジェクト設定情報一覧が表示されますので、内容を確認し、OKボタンを押します。
これでワークスペースとプロジェクトが同時に生成されました。
これ以降はワークスペースにプロジェクトを追加。もしくは、ワークスペースを新たに作成し、プロジェクトを追加していくことが出来ます。
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