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CCWOの日々の開発を発信するブログ

Renesas RX631 余談<1>

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ここまででRX631開発は

  • プロジェクトの作成
  • クロック
  • I/O
  • UART
  • Timer割り込み
  • PWM
  • エンコーダ
  • 12bitADC

と扱えるようになり、 hardware_setup.cのHardwareSeup関数は

void HardwareSetup(void)
{
	Clock_initialize();
	Pin_initialize();
	SCI1_initialize();
	CMT0_initialize();
	CMT1_initialize();
	MTU2_initialize();
	S12AD_initialize();
}

このようになっていることと思います。基本的にはモジュール(周辺機能)単位でinitialize関数を作っています。また、ユーザ関数や割り込み等が必要な場合には別でファイルを作っています。
これで、あらかたの機能は使えるようになったので、これから「マイコンで何かをしよう!」の下地には最低限なっているのかな~っと思っています。
これ以外の機能が必要になった場合でも、手順はほとんど変わることはないかと思います。
1.消費電力低減機能の解除
→ほぼ必ず必要。
2.ピンの設定
→ピンとともに使う周辺機能であれば必ず必要。
3.周辺機能の設定
→必須。
4.ユーザ関数の設定
→割り込み関数、周辺機能を使いやすくするための関数(例えば、PWMを%から変換して出力や、エンコーダを回転数に変換等)、このほかにも今回は扱わなかったCAN、SPI、I2C等では通信の関数が必ず必要となります。
自分も何度も壁にぶちあたったりしていますが、気負わずに、しっかりデータシートや当ブログのようなサイトを参考にゆっくり、確実に、精度よくやっていくことがいいかと思います。
番外編として
・RX631,621の最小構成回路
を予定しています。(通信もできたら・・・)