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CCWOの日々の開発を発信するブログ

STM32 開発環境の構築<1>

STM32の評価ボードNucleoシリーズを何個か買って放置してたので、開発環境を構築したい(願望
もっているNucleoシリーズは

  • F401RE

STM32 Nucleo Board STM32F411RE: マイコン関連 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
F401で開発している記事が多かったのでとりあえず出来そうなのはこれかな~って選んでみた。

  • F411RE

STM32 Nucleo Board STM32F411RE: マイコン関連 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
F4シリーズでハイスペックなのはどれかな~ってみていて、これがピンときたので選んでみた。

  • F303K8*2

STM32 Nucleo Board STM32F303K8: マイコン関連 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
これはCANが付いてたので、迷うことなきと思って選んでみた。
とりあえずCAN通信試すために2つ買ってみた。チップも買ってみたけど、ハードの最小回路ぜんぜんわからないのでとりあえず放置。

今のところ調べてみた結果まずはIDEについて。

  • mbed Online
  • KEIL社 MDK-ARM
  • IAR社 EWARM
  • Atolic社 TrueSTUDIO
  • ST社 System Workbench
  • gccが使用可能なIDE

となっています。とりあえず全部入れてみましたが・・・どれがいいのかわからないっす(´・_・`)
System Workbenchはeclipseのエラーでうまくビルドできない・・・全部x32でやったほうがいいのかな~一部x64でやるとダメかもしれない。
(どの開発環境もMPLABXもびっくりなくらい大きいのでSSDの中身が~~~~!はやいとこ選んで消してしまおう(´・_・`)あと何回ST-LINKのドライバーがインストールされたんだこれw)
TrueSTUDIOとSystem WorkbenchはEclipseベースになってます。
しかし、TrueSTUDIOはプロジェクトがStandard Peripheral Libralyで作成されます。現状ではHAL Driverに移行しているため、あまり現実的ではないかと。(サポートがなくなる。)
他のIDEはHAL Driveでの開発となります。
EWARMは見た目がHEW並でe2 studioとか豪華なIDEに慣れてるとつらそう(小並感
ボード、マイコンのライブラリをあとづけするのもあるのですが・・・どれもでかいよ~~・・・

デバッガについて。

  • ST社 ST-LINK/V2
  • KEIL社 U-LINK
  • IAR社 I-Jet
  • Raisonance社 R-LINK
  • 他にも何個か

となっています。とりあえずST-LINK買ってみたいと思います。
NucleoにはST-LINKと同等の回路がついてるのでそのままデバッグ可能です。

ソフトウェアについて。
ハード、コンフィギュレーションの設定をしてくれるSTM32CubeMXというものがあります。これは評価ボードも含めてマイコンの初期設定をGUIで行えます。
とりあえず使っていきたいと思います。
他にもプロジェクトを作る方法として、

  • 各IDEそれぞれでプロジェクトを作成する。
  • STM32CubeMXから、各IDEへプロジェクトを出力する。
  • STM32の各シリーズのテンプレートプロジェクトが各IDEに対してSTMから配布されています。
  • mbed Onlineから各IDEへプロジェクトを出力する。

ざっとこれくらいでしょうか。あとは各IDEで自分でレジスタを埋めていくとかですかね・・・

この中でとりあえず使えそうな組み合わせを選びたいと思います。