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Fusion 360 9V電池 固定具 3Dモデリング編

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9V電池の固定具を作ってみました。
とりあえず、9V電池の寸法は47.5x16.5x25.5(mm)です。
なので、
ケース内側: 52x18x28(mm)
ケース外側: 58x24x31(mm)
ケース厚み: 3(mm)
これにエフェクターに固定する用のつばを5mmで追加して、中心に3.2mmの穴を追加しました。
簡単に作り方まとめ
1. ケース外側オブジェクトの生成
・スケッチでケース外側の投影図を記述
・フィレットで角取り
・押出で3Dに
・出来上がったオブジェクトを-3mm(Z)
2. ケース内側のオブジェクトの生成
・スケッチでケース内側の投影図を記述
・押出で3Dに
・切り出し設定にし、ケース外側オブジェクトからケース内側オブジェクトを切り出す
3. 完成オブジェクトを元の位置に戻す
・出来上がったオブジェクトを+3mm(Z)して元の位置に。
完成!
とりあえず困ったのが、切り抜きの際にオブジェクトを作ってから押出の設定で切り抜きを選択できませんでした。次にスケッチでケース内側の概形をケース外側オブジェクトに重ねて作って押出をしようと思ったら、平面からスケッチを浮かせることができませんでした。なので、ケース外側オブジェクトを-3mm(Z)することで、切り抜く高さを合わせてから、ケース内側にスケッチを書いて、切り抜き設定にすることでようやくやりたい切り抜きができました。
今回いろいろ探しながらの作業でしたがなんとかなりました。意外と操作方法にははまりませんでしたが、Shift+ホイールクリックで3D視点変更がを知るまではすごい苦戦しました。

という感じで作ってみました。また、3Dプリンター用にデータを出力して3Dプリンターで作ってみたいと思います。

あと保存についてですが、どうやらFusion 360はクラウドにデータを保存するみたいで、保存ボタンを押してからアップロードされるまですごい時間がかかって最初焦った(´・_・`)

2017/10/25の記事