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STM32 書き込み 最小構成回路

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書き込みについての回路を書いたのですが、ソースも載せながら書いたので、結局のところ回路をどうつなげばいいのって思う方も多いと思うので、最小構成回路を上げておきます。

  • SWDP

通信線 2本とGND・VCCを繋げば動く
まずはそれぞれのコネクションについて確認

ST-LINK/V2 JTAG Pin no. Name STM32F303K8 Pin no. Name
7 SW IO 23 SWDIO
9 SW CLK 24 SWCLK
15 RESET 4 NRST(optional)
5 SWO 2 OSC IN(optional)
1,2 TVCC 1, 5, 17 VDD
12,18,20 GND 32,16 GND

6ピン接続のときのピンマップはこんな感じ

ST-LINK/V2 MCU
VCC MCU VCC
TCK SW CLK
GND GND
TMS SW IO
NRST RESET
SWO OSC IN(optional)

実際の回路図は
f:id:CCWO:20170905042910p:plain
こんな感じです。
Nucleoを割って使うときは、右側のJTAG20ピンを消せば使えます。
ST-LINK/V2を使うときは、6ピンを消せば使えます。
OSC_INに8MHzのXTALを入れるのが一般的だと思うので、その場合はSWOは接続する必要はありません。
UARTは任意で接続してください。STM32F303K8 Nucelo boardにあわせてあるので、この接続をすればSTM32CubeMXでNucleo Boardを選択してプロジェクトを作成しても同じになります。
こんなところでしょうか。パスコンは任意でマニュアルに従って3個くらいVCCの近くに入れておけばいいと思います。

20170905の記事