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CCWOの日々の開発を発信するブログ

ルネサスセミナー RZ/A1

ルネサスの無料セミナー
「短期スキルアップセミナー!組み込みエキスパートが伝授するマル秘テクニック」
に参加しました。

大阪にて二日間のセミナーでした。
内容は
1日目

  • RZ/A1製品紹介、mbed環境について
  • ARM Cortex-Aの特徴を最大活用 ERAWMの使い方 Performance Monitoring Unit(PMU)
  • RZ/A1の特徴的機能と活用
  • 開発ツール・選定ポイント

2日目

  • RZ/A1製品紹介
  • Graphics比較
  • OS比較(ハンズオン形式)
  • ミドルウェア(WLAN、Bluetooth、LTEなど)

となっていました。

1日目は
RZ/A1の紹介から始まり、RZ/A1さらにはCortex-Aにまでフィーチャーしてのかなり!かなり!濃い解説でした。
正直このセミナーを聞かなければRZ/A1の機能を最大限引き出すことは不可能というか・・・時間をかければ可能かもしれませんが、それだけ内容の濃い一日目でした。
その日は朝早くにJRでとろとろ新大阪まで行き、梅田のカプセルホテルに泊まりましたが、楽しかったです。

2日目は
RZ/A1そのもの解説というよりは、グラフィック、RTOS、ミドルウェア、IDEといった周辺サポートのような部分の選定方法や解説がメインでした。
グラフィックに関してRZ/A1の高性能ぶりを目の当たりにすることができ、使ってみたいという意欲ががんがんあがりました。
また、RTOSの有用性も改めて認識できました。解説ではeForceさんのuC3を使ってみてのセミナーでしたが、とても使ってみたいです・・・有償版ですがw
最後にはミドルウェアサポートの解説でした、これは株式会社グレープシステムさんの提供するミドルウェアとIARさんのEWARMとの連携性の解説でした。
帰りにJRが1時間以上遅延して帰るのが大変だった・・・w

STM32のIDE選定の記事でも述べたIARさんのEWARMですが、GUI部分は確かに後発のIDEやeclipseに見栄えは劣るかもしれませんが、実際の操作性や各種マイコンのサポートや最も大切なコンパイラの性能、ソフト自体の軽快さは他社製品に比べてやはりかなり分があると感じました。有償のIDEであるため、なかなか学生の自分が使うことは難しいかもしれませんがいつか企業に入ったときのために頭に入れておきたいと思います。(評価版は機能制限なしの日数制限性)

最後にセミナーを通して、
Cortex-AをもつRZ/A1の細部をこれでもかと知ることができました。
サンプルとして頂いたGR-PEACHをもとにいろいろやってみたいと思います!
2日目にはLCDシールドが置いてあってもしかしてもらえるの!っと思いましたが、もらえませんでした・・・w
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こちらはセミナーようにコネクタのオスメスが一般的なPEACHと異なるためプレゼントになったのでしょうかね。
それにしてもかっこいい、かわいい。

2016/09/14の記事