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CCWOの日々の開発を発信するブログ

LaTex & VSCode

普段から使っているVSCodeでTeXをコンパイル・プレビューしたくなったので設定してみました。
elecho.hatenablog.com
基本的にはこのブログを参考にしました。
まずはTeX Live 2017を入れました。
LaTeX スタートアップ - Game Science Wiki
インストール方法はこちらを参考にしました。
exeではなくzipを解答してbatファイルからインストールしました。環境変数を自動で設定してもらうために管理者で実行しましょう。
はじめにインストールしたときに謎のエラーで中止してしまいました。
恐らく原因は

sudo apt install texlive-full

これでtexliveをbash on ubuntu on windowsで事前に入れたからだと考えられます。これだとTex Live 2014くらいが入った気がする。
2014と2017でバッティングしてエラーが出たのではないかなと、考えています。
bashからいろいろ操作したい人は上のコマンドでいいと思いますが、texlive 2017で環境変数しっかり設定されれば2017をbashからでも呼べるので自分は後者にしておきました。
Tex Live 2017のフルインストールには3時間くらいかかった気がします笑
(一度bashを再インストールしてから、Tex Live入れてで大変でした笑)

次にVSCodeの設定です。
とりあえず、プラグインの
・LaTeX workshoop
・LaTeX Language Support
を入れました。
Ctr + , でVSCodeの設定を開き

"latex-workshop.chktex.enabled": true,
"latex-workshop.latex.toolchain": [{
    "command": "ptex2pdf",
    "args": [
        "-l",
        "-ot",
        "-kanji=utf8 -synctex=1",
        "%DOC%"
    ]
}]

これを追加します。参考にしたブログだと最後にカンマが入っていてエラーになるので、まっさらな設定状態なら上をコピペすれば大丈夫です。

これでコンパイルしてVSCode上でコンパイルして、プレビューまでできました。
よかったよかった。
あとはテンプレートを作って終わりですね。
追記
TeX Live 2017を入れてから、bashでtexlive-fullを入れたらどちらも正常に動きました。
結局なにが原因でエラーが出たかはよくわかりませんね。
VSCodeでTeXはちょっと慣れるまでに時間がかかりそうです。
あと、TeX Live 2017を入れたらbashでplatex, xdviコマンドが使えるわけではなかったです。
今、texのコアが2つはいってしまっているけどいいのかな・・・

追記(2017/12/19)

"latex-workshop.chktex.enabled": false,

のほうがいいかと思います。 あと、adobeのPDFビューアーでは使用中のpdfを更新することができないので、sumatra PDF等を使うと使用中でもVSCodeでTeXを編集し、これを即座に反映させることができます。

2017/06/15の記事